風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

2023-07-30から1日間の記事一覧

tumble

すれ違う光の帯君の横顔 駆け抜ける先 鬱蒼とした小道を乗り越え人知れぬ廃墟の先水底より浮かんでくるサイン 薄紅色の花を掠り緑の色をかき分け進む追いかける君の影はまだ 遥か先青色の溜まる君の影は明るさと暗がりの繰り返しを抜け虹色に交わる視線の先 …