詩・散文詩(初期)
溶 そ 暗 そ 氷 僕 氷 け れ く れ の の の る は 静 は 花 中 花 事 徐 か と が で が 無 々 に っ 咲 ひ 咲 い に 鎌 て き っ き 氷 広 首 も ま そ ま の が も 冷 し り し 花 っ た た た と た て げ く く て
ありとあらゆる必然が止めどなく流れ 空に轟く風音が 人々の 嗚咽混じりな叫び声に変わり 翼無き主は 礎なる術に 新しい響きを求めただ ただ 儚く 囁き 呻き 嘆き 喉が潰れて声が出なくなろうとも 囁き 呻き 嘆き それが無駄だと気づいていても 囁き 呻き 嘆…
大切な事ほど 離れれば離れるほどに 僕の瞳には色鮮やかに映る 当たり前な程 近くにありすぎて その尊さに 今まで気が付かなかったんだ 遠く離れて初めて気が付いたなんて バカみたいだよね 真っ暗な今に一人佇んでは ぽつり ぽつりと 振り返っている 過ぎて…
中途半端に考えて 中途半端に吐き出して いつまてたっても同じで いつまでたっても変わらない 口を開けばため息ばかり ぁあーなんだかなぁー
彷徨う子猫は悲しみに暮れ ほこりまみれの尻尾を震わせる あるはずの幸せは儚く脆くて 冷たい空の下幻の声を探してる 朽ち果てた瓦礫の街 黒い影を背負って子猫は歩く 幸せの道を探して ほんの少しの暖かな時を噛みしめるように
届かない わからない 変わらない 変われない 壊れちゃえ 壊しちゃえ したくないくせに 出来ないくせに
ここにいるよ 見つけて欲しい いつだっているよ 何処にもいかないよ ここにいるよ ここにいるから
幸せの形ってどんな形なんだろう? 屁理屈みたいな事を真面目に考えてみる まず僕にとっての幸せから考えてみよう 何だろう?改めて考えてみると ハッキリと浮かんでこない 好きな食べ物を食べてる時? 好きな本を呼んでいる時? 好きな人と一緒にいる時? …
地を駆ける僕は 君の羽が羨ましい でも 大空を飛べる君は 悠々と走る僕を羨ましいと言う 君が僕を抱えて 飛び立つ事は出来なくても 僕は君を背負って 何処までも走っていける なんだかそれは とてもうれしい
暗い夜道は怖いもの 誰もいなくても怖いもの 誰かがいても怖いもの ぁぁ あの明るい電灯の元に行けば 私は救われるの?
心に広がるもやもやなんて 紙で包んでポイッしちゃえ 閉じこもって嘆く自虐心なんて 紙で包んでポイッしちゃえ あいつを傷つける私なんて 紙で包んでポイッしちゃえ
素直な気持ちを偽装して のたくるんだ灰色キャンバス 黒と白と灰色と赤 どれもくすんでパリパリしてる 思い切って描けば良いのに 四色あるのに何も書けない 僕には四色で夢は描けない
ガラスの空には曇りがない いつだって晴れで透き通ってる つまらない空 動かない空 不安な空 空っぽな人々
気まぐれな空を見つめて 返す言葉も見つからないまま いつのまにか花は散ってしまったの 窓越しに雨を見つめながら 私は新しい傷跡をなぞる 十月の夜は冷たくて 何げない振りがよけいに悲しい
貴男のくれた赤い風船 気持ちを込めて空気を入れている時は わくわくして幸せ だけど それ以上空気が入らないってわかったら 何故かしら途端に冷めてしまうの さっさと口を縛って 手を離して飛ばしてしまおうかな 今度は自分で新しい風船を見つけに行くから
多彩に色づく想像は 心を蝕む悲しい虞像 苦しみの中に見いだすことは ただ一端の夢の泉よ 響きを求めて我が身を痛め 声を潰して何かを得るの?
不必要だから捨てるのさ だっていらないはずだろ? 離せない奴なんて 何も言えやしないのさ 鏡の中で窮屈に縛られて 馬鹿みたいに 鯉みたいに口をあけてな 反射した僕 何で泣いているの? やるせないじゃないか 悲しいじゃないか 何も変わらない 同じじゃな…
一人一人見失う事に 慣れてしまえば 可笑しいね 重ね着した言葉の衣を 一枚一枚覚えているほど 空気は遅くはないのかもしれない 愛で塗り固めて 恋で色付けして グロデスクなデコレーションに 顔をしかめてみたりね
本当に悲しいのは 相手がいるからじゃない 本当に泣きたいのは ぶつけられる言葉じゃない 大きな時計の文字盤は 私たち一人一人の数だけで たかが一から十二の羅列なはずなのに 数分の遅れで秒針は帰っては来ない リンドン鐘が鳴れば 祝福されるのは私たちで…
ごめんなさいって誰に言おう? ごめんなさいって誰に言おう? ごめんなさいって誰に言おう? 今更ながら申しますか? 今更ながら謝りますか? 謝罪ですか? 贖罪ですか? それともなにか? 言い訳ですか? ごめんなさいって誰に言おう? ごめんなさいって誰…
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