透明なプラスチックの壁
見えない壁に喘ぐ
片言の正しさなんて
役立たずな
秋の日の扇風機みたいだ
見えない壁に喘ぐ
片言の正しさなんて
役立たずな
秋の日の扇風機みたいだ
プラスチックの家は狭く
篭った音も洩れて流れる
聴きたくない言葉ばかり
白け始める水面下の心
篭った音も洩れて流れる
聴きたくない言葉ばかり
白け始める水面下の心
抑圧 解かれた 束縛も儘ならず
思い出した様に 涙溢れても
夕闇に見上げて 隠す振りして
このまま何処か遠くへと 呟く
誰も待ってなんかいやしないし
何処も空いてなんか無い
思い出した様に 涙溢れても
夕闇に見上げて 隠す振りして
このまま何処か遠くへと 呟く
誰も待ってなんかいやしないし
何処も空いてなんか無い