乾いた花びら 丸い天井
誰もいない午後の 憂鬱な電話
名前を呼んでくれる人はもういない
きっと私だって 判らないから
丸い容器の乾燥花は色褪せて広がる水中花
光に沈んで震えて浮かぶ
泡に隠れた 星を見上げた
光に沈んで震えて浮かぶ
泡に隠れた 星を見上げた
泡立つ水は回り やがて静かに散る
けばけばしい程 鮮やかな色 溶かしながら
蕩ける頭で過ぎた時間 重ねた指で
悶える様に その身体 踊り蠢く
けばけばしい程 鮮やかな色 溶かしながら
蕩ける頭で過ぎた時間 重ねた指で
悶える様に その身体 踊り蠢く
五月雨のお別れ 虹色のflavor
容器の中で 思い返した
歩き出す方向が眩しくて見えない
それでも今はただ一頻り
水に沈んで 空を見ていよう
容器の中で 思い返した
歩き出す方向が眩しくて見えない
それでも今はただ一頻り
水に沈んで 空を見ていよう