2009-11-08から1日間の記事一覧
闇夜を駆ける 黒い狼 遠吠え虚しく 孤独に一人 温もりを求め合う事や 些細な言葉で傷つけ合う事から逃げて 強がりを言う幼さを ひた隠す 暗がりを闇雲 デタラメに走る 泣け…
何となく思いついて 何となく始めてみて 何となく真剣になって 何となく中途半端で そんな何となくが 何となく 楽しくて・・・
この道は何処までも 零れそうな星星の沈んでいく麓まできっと 暖かい風の 暑い日差しの 柔らかな雲の 冷たい空の なだらかな濃淡で景色を変えながら ゆったりと伸びていくのです 退屈な溜め息を思い出してしまったなら 歩いた道をクルリと振り返って その場…
Snow Snow 透明な空気の 澄んだ色 遊ぶ雪 駆け抜けてきた音の記憶 そっと包むみたいに 寂しさを少しだけエッセンスにして 掻き混ぜた 寒い夜 オレンジ色の部屋では 冬の…
0+0=0 何百回 何千回繰り返しても 当然同じ答えは 当たり前に 自意識が薄目を開け 本能のまま 単純計算を繰り返しているのは 人のためのシステムが 人をシステムに組…
日差しに揺れる雨は 突然の夕立 雨宿りのそのままに 稲穂の匂いに抱かれた 仕舞った傘を右手に握って 賑やかな雨音を聴いていた 何時止むともしれない雨 今はただ 眺めてい…
紫の街を吹き抜けた風 長い休日 楽園の終わり 時は取り戻し 流れ始めた雲が 一つ二つポツポツと 薄らいで 消えた カクリ カクリ 顎は鳴り 糸は 糸は 風に揺れ 無機質な …