2009-11-08 ホシカゲサヤカ 詩・散文詩(最近) #詩 この道は何処までも 零れそうな星星の沈んでいく麓まできっと 暖かい風の 暑い日差しの 柔らかな雲の 冷たい空の なだらかな濃淡で景色を変えながら ゆったりと伸びていくのです 退屈な溜め息を思い出してしまったなら 歩いた道をクルリと振り返って その場で二三度足踏み 笑って また足の赴くまま歩いていくのです 遠く見上げた空よりも 頭上の星は少ないけれど 星は確かに瞬き おぼろげだけれども影を作ってくれる だから道を探し 見つけ そして歩いていく事が出来る と思うのです