風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

2016-07-29から1日間の記事一覧

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夕日が眩しくて 目を細めて笑う 壁に持たれて座った掌には なんにも無かったけど 空気は今よりもずっと透明で 空は曇ったり晴れたり それだけで 新鮮な気持ちになった 窓辺 雲間から覗いた太陽が 僕の部屋をオレンジ色に照らす まるで時が止まっているみたい…