風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

2019-10-12から1日間の記事一覧

あてこすり

鋭く尖らせたエンピツみたいな言葉が混ぜこぜの雲の中を突き進んで薄暗くなる頃 まだ光っていたらその推進力のままにあてつけみたいに書き記しておくよ 意識の霧散は常套句薄まった満足 その先に空しさ縋りつけるものは枝葉のように光あれと人は簡単に言う空…