風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

2020-01-06から1日間の記事一覧

Re賽刳ル

雨が乾いて 降って 乾いてまだら模様の街ずぶ濡れなのは心の飛びっきりの寒さ まやかしの行き止まりに枯れた蛍光灯の陰に沈黙するくすんだ花の色 甘く教えて見知らぬ世界を灰を固めて高く燃えるとても幸せなその笑顔で 甘く教えて約束と制約を鮮やかに危うげ…