風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

2022-10-12から1日間の記事一覧

e(a)ffection

雨粒が一つ 弾く振動が一つ波紋に揺れて 色を変えて 手を掲げてお道化るように歌う 歌う 歌う 音 歩く足音 土の上に足跡色とりどりの匂いを立ててさ 手を掲げて祈るように歌う 歌う 歌う 音 雨の中の一粒が僕の肩を少し濡らす鏡の表と裏のこの世界では君の肩…