座った君は歩き出す歩けば纏う砂礫の君は重さに疲れまた座る座れば落ちる砂礫の山は灰に煙って渦を巻く渦巻く煙より見上し空は色めき輝く胡蝶の夢 砂礫の君よ遠くへ高く砂礫の君よ見えぬ先へと 全てをかなぐり捨て生きる事など出来はしないと知りて尚
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