風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

2019-09-28から1日間の記事一覧

蕾 花 開く 内側の力 その身を通り抜けてゆく 近くの何かに作用する その工程 その過程 流動のオルタナティブ 隠されてもいない 黙されてもいない ただ知らぬまま 興味がないまま 1と0の瞬間 ない交ぜの吃り 高級現実は 性悪説のシンドローム ゴルゴダの丘の…

baばmむ

足を取られる街の影が染み込むような重い音を流しながら忍び寄ってくる遠くのビルは高さを伸ばしながら世界から色を切り出していく魂を抜いていくみたいに シンプルな正方形達のお祭り土手沿いを色が落ちて眩暈がする無理矢理な歩きに変わる頃逃げ出した猫た…