風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

回転奏者

回転オルガン回す
オルガン回す
口笛にオルガン
回す足並み
消えては現れ
人並みが絶えない

人間オルガン鳴く
回して啼く
まるで人形劇の
丸いオルガン

クラレビトの
囁きあいの様に
星のように光る

選ばれる1~5
オルガンの音色

鍵盤の代わりに憂う車輪
オルガンは回転式
オルガン
オルガン
オルガン
オルガン
口笛鞴の悲しみは
秋葉の
銅色に振る雨巻き上げて