風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

ぐろう

向かう路は
迎える路は
仄かに光る

誰かの苦い顔
ふいに呟く嘘
空気の味の違いは
懐かしい
そりゃそうさ
こんなこんなに
暑いんだから
はにかむ

タバコの煙を吐き出す様なため息
散々に散らかって
痛みさえ はにかむ
並んで手を繋いだ
六角形のビルの中で

ロケット 流線
口ずさむ ××××