風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

プランク


ステップ
目測
予想の範疇

見切り発車の
どつぼに落ちる
きらめき さざめき
底からやってくる あめき

硬い殻の
輪郭を選んで
秘密主義の振り付けで踊る

夜でもなく
朝でもなく
じょうろ
枯れた心のプランター

ごごご
街の纏まり
低い音
まるで嵐の前みたいな

立ちすくむ
勢いだけで心もとなく