風見鶏テキスト

たまに思い出した様に散文詩を書きます。

イコール -7

儀式に縛られてるの?
心は閉まっているのに
今日まで何を失って
一体何を得ただろう?


青い青い僕の影は
思い思い自分らしさの後ろで

声を失って幾日立つのだろう
歩きに変わったこの脚は
風に押され軽く痺れている

髪とペンの願望
望むままで狂ってる
この身掲げて心砕いて今
「ねぇ気付いているの?」
自問自答も妖しい
希望だけで答えは
絵空事の更にまた夢

どうとでも取れそうな
まるで分刻みの感覚
パルス信号謝罪みたいに
波打ち始めた無修正の心
迷い込んだ別々の居場所
モザイクの届かない
何処かにある楽園の歌

そして
駄目になっていくのが
手に取るように解る
今傷ついている
他人の幸せを願う良い子で
落としてもいないのに
悩んでる目先
思い込む明日
存在するだけの罪の子ならば
何処まででも
爪先から空まで罪で出来てる

チェンジリングの君と僕が
離れられない理由なんて
それも一つの正しさだって
それは何も変じゃないのよって
今此処で示してよ