雨粒が一つ 弾く振動が一つ
波紋に揺れて 色を変えて
手を掲げてお道化るように
歌う 歌う 歌う 音
歩く足音 土の上に足跡
色とりどりの匂いを立ててさ
手を掲げて祈るように
歌う 歌う 歌う 音
雨の中の一粒が
僕の肩を少し濡らす
鏡の表と裏のこの世界では
君の肩も少し濡らしているのかな
雨粒が一つ 弾く鼓動が一つ
波紋に揺れて 奔放に跳んだ
歩く足音 一つ 足跡揺れて
手を掲げてお道化るように
歌う 歌う 歌う こえ
同じ場所 同じ足跡 ぐるぐる
馬鹿みたいに口を開けて
口の中の水たまり 落ちる雨音は
メトロノームみたいに
規則正しい